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多重申込

結論

多重申込とは、短期間(一般的に6ヶ月以内)に複数のクレジットカードやローンへ申し込む行為を指す。申込ごとに信用情報機関への照会記録が残り、多数の申込がある場合は「返済能力に問題があるのでは」とカード会社に判断される可能性があり、審査落ちの原因になりやすい。

仕組み

申込時の審査フローと信用情報の関係:

  1. カード申込 → カード会社が信用情報機関へ「申込照会」を送る
  2. 照会記録が信用情報機関に登録される(申込した事実が記録される)
  3. 他のカード会社が審査時に同じ機関を照会すると、「直近に複数の申込あり」と判明する

照会記録の保有期間はCICで6ヶ月、JICCで6ヶ月が目安である。

一度に複数のカードを申し込んだ場合、各社の照会記録が同時に残るため、審査担当者から見ると「資金繰りに困って手当たり次第に申し込んでいる」と見受けられるリスクがある。

注意点

  • 同時申込はNG:複数カードを新しく作る場合は、1〜3ヶ月以上の間隔を空けるのが一般的な推奨とされる
  • 審査落ちを繰り返すと記録が蓄積する:落ちた後すぐに別のカードに申し込むと、照会記録がさらに増える
  • ローン(自動車ローン・住宅ローン)の申込も同様に照会記録が残るため、大型ローンを予定している場合はカード申込のタイミングに注意が必要
  • 一方で、複数カードの「保有枚数」そのものは審査上問題になるとは限らない。問題は直近の「申込履歴の多さ」にある

関連用語

関連ツール

(関連する計算ツールはありません)

出典

実際に使われる場面

短期間にお得なカードを次々申し込んだ結果、審査に通りにくくなる、という場面で問題になる。半年以内に複数の申込履歴があると「資金繰りが苦しい」と見なされやすい。狙ったカードに絞って申し込む使い方が安全だ。

数字で見る — 掲載カードを集計するとどうなるか

この節は、クレカ.jp が2026年8月時点でスペックを確認できている91枚のカードを実際に集計した結果だ。公式資料で年会費と還元率の両方を確認できたカードだけを対象にしており、カード解説の一覧を数えれば同じ母数を確認できる。

年会費帯ごとの分布

年会費帯 枚数 構成比 平均還元率
無料(0円) 42枚 46.2% 0.82%
1〜2,200円 12枚 13.2% 0.62%
2,201〜11,000円 18枚 19.8% 0.78%
11,001〜33,000円 13枚 14.3% 1.00%
33,001円以上 6枚 6.6% 1.00%

集計した91枚のうち年会費無料は42枚(46.2%)で、有料カードの年会費の中央値は11,000円だった。「年会費が高いほど還元率も高い」という関係は、この母数では一律には成り立たないことを確認した。

年会費帯ごとの掲載枚数を示した棒グラフ

還元率の高い順

カード 年会費 還元率
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード 23,100円 3.00%
Mastercard® Black Diamond™ 660,000円 2.00%
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード 33,000円 2.00%
Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード) 0円 2.00%
Amazon Prime Mastercard 0円 2.00%

還元率が最も高いのは3.00%、最も低いのは0.10%で、91枚全体の平均は0.82%だった。

還元率の高いカードを示した棒グラフ

この集計の前提

項目 内容
母数 91枚(年会費と還元率の双方を公式資料で確認できたもの)
基準時点 2026年8月
除外 スペックを確認できないカード(検索エンジンにも登録していない)
還元率 通常利用時の基本還元率。特約店・期間限定の上乗せは含めない

年会費・還元率はいずれも改定されるため、この集計は2026年8月時点の値だ。各カードの最新条件はカード解説の各ページと発行会社の公式サイトで確認してほしい。

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よくある質問

Q. クレジットカードの多重申込とは何ですか?
A. 多重申込とは、短期間(一般的に6ヶ月以内)に複数のクレジットカードやローンへ申し込む行為を指します。申込のたびにカード会社が信用情報機関へ照会を行い、その申込照会の記録が残ります。他のカード会社が審査時に同じ機関を照会すると「直近に複数の申込あり」と判明するため、多数の申込があると「返済能力に問題があるのでは」と判断され、審査落ちの原因になりやすいとされています。
Q. カードの申込履歴は信用情報にどれくらい残りますか?
A. 申込照会の記録の保有期間は、CICで6ヶ月、JICCで6ヶ月が目安とされています。この期間内に複数の申込記録が並ぶと、審査担当者から「資金繰りに困って手当たり次第に申し込んでいる」と見受けられるリスクがあります。審査に落ちた後すぐに別のカードへ申し込むと照会記録がさらに増えるため、間隔を空けるのが安全です。
Q. 複数のクレジットカードを申し込むときはどれくらい間隔を空けるべきですか?
A. 複数カードを新しく作る場合は、同時申込を避け、1〜3ヶ月以上の間隔を空けるのが一般的な推奨とされています。一度に複数のカードを申し込むと各社の照会記録が同時に残り、審査上不利に働く可能性があります。狙ったカードに絞って申し込む使い方が安全です。
Q. クレジットカードを何枚も持っていると審査に不利ですか?
A. 複数カードの「保有枚数」そのものは審査上問題になるとは限らないとされています。問題になりやすいのは直近の「申込履歴の多さ」です。なお、自動車ローンや住宅ローンの申込も同様に照会記録が残るため、大型ローンを予定している場合はカード申込のタイミングに注意が必要です。

関連用語

  • 信用情報機関 ─ クレジットカードやローンの契約・返済履歴を管理する機関。審査時にカード会社が照会する。クレカ.jpのクレジットカード用語集では、意味・使い方・注意点を出典明記・最終更新日明示のうえ詳しく解説しています。
  • ブラックリスト ─ 信用情報機関に登録された延滞・債務整理などの事故情報の通称。新規カード申込が困難になる。クレカ.jpのクレジットカード用語集では、意味・使い方・注意点を出典明記・最終更新日明示のうえ詳しく解説しています。
  • 延滞(支払い遅れ) ─ クレジットカードや各種ローンの返済を期日までに行わないこと。信用情報に記録され審査に影響する。クレカ.jpのクレジットカード用語集では、意味・使い方・注意点を出典明記・最終更新日明示のうえ詳しく解説しています。

最終更新日: 2026年8月22日